都政フォーラム

これからの心身障がい教育パート2

 9月に行った都政フォーラム「これからの心身障がい教育」には、多くの方の参加があり、貴重な意見を頂きました。11月26日(水)は、パート2として、最終報告の素案の情報とともに、前回ゲストとして参加していただいた斉藤明子さんの講演を中心に進めました。斉藤さんは、30年間障がい者の自立生活、当事者運動を支援して活動してきた方です。これまでの活動から、障がい者の立場、それを取り巻く家族や社会の在り方等本質的な話をしていただき、正直、重く、しかし、前向きに、考えさせられるフォーラムでした。障がいの重度軽度が問題ではなく、社会がどう受け止めるかが問題である。お互いにトラブルを恐れずに、それを乗り越え、どう折り合いをつけていくのか、障がい者との関係だけでなく、全てに言えることです。「これからの障がい教育の在り方」を考えるとき、学びの場は、学校だけではない、将来を見据え「可能性をつぶさないように」これを基本に考えるべきと受け取りました。参加者の方から「ネットは理想ばかり言っていて、何かが違うと思う」というご意見を頂きました。確かに理想を常に追求しています。理想と現実その大きな溝をどう埋めていくのか?社会のしくみを変えることや理想に近づく為に新たなしくみをつくること・・これがネットの目指す政治です。