都議会議員選挙 最高得票に思う

市民の力結集

市民の皆さんに見えずらい存在の都議会の選挙。予想されていたとはいえ史上2番目の低投票率(43.99%)には、がく然とします。そんななかで、この地域で20年間つなげてきた「市民の議席」を失うことなく、しかも国分寺・国立両市とも、私、大西ゆき子の得票数が誰よりも上回ったことは最高の喜びです。
東京・生活者ネットワークとしては、3議席を確保するにとどまり、二大政党化への流れを強化させた点、日頃の活動や政策のアピールに、まだまだ至らないところがあったと反省することしきりです。

今回の選挙、マスコミは「争点のない選挙」と報道し、またサラリーマン増税の点も、見逃せないことながら国政レベルの自民対民主の構図ばかりが強調されることになり、東京都の未来を選択するという本来の意義がかき消されてしまいました。政策論議がなされなかったことが、何とも歯がゆいことでした。
私は、6月の第2回定例都議会の報告において、また市民の皆さんには市内遊説その他で、浜渦副知事問題に代表される石原都政の側近政治への異議申し立て、“否”を力説しました。

私自身、都政・都議会改革の重要性を改めて痛感すると同時に、今後よりきびしい議会対応が問われるなかで、市民政治への新たな一歩を、力強く踏み出すことを決意しています。

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