浜渦副知事ついに辞任!!

 〜石原知事の側近政治〜

 この春設置された都議会の百条委員会は意外な展開をみせ、ようやく収束を迎えるところまできました。皆さんも新聞やテレビの報道で驚かれたことでしょう。

 ことの発端は、予算委員会での浜渦氏の発言で、補助金を含む予算を提出した側の副知事が事業の不法性を示唆したことでした。35年ぶりという百条委員が設置され、その結果、今回の浜渦氏の発言は“偽証”と認定され、刑事告発が決定されました。

 議会の最高調査権が発揮されたこの結論が、知事と与党会派とのさらなる密室の取引で封じられることのないよう強く求めます。都民の目は、いつにも増して厳しく、都議会がきちんとチェック機能を果たすか注目しているはずです。

 生活者ネットワークは、一年前の浜渦副知事の再任にも反対してきました。2日の代表質問では、今こそ、十分な議論により、根回しや口利きの政治、権力闘争がこれ以上続かないよう、速やかなる人事の刷新を、と訴えました。副知事の選任には、これまでとは違う視点を持つ、女性副知事の登用を求めます!