「安全・安心まちづくり条例」はどこへ?

ぶっそうな知事発言に い・か・り

石原知事が10日名古屋で行われた総裁選候補の応援演説で、外務省の田中審議官宅に発火物が仕掛けられた事件に対し、「爆弾を仕掛けられて当たり前」とテロ容認の発言をしました。これまでも知事の暴言は数多くそのたびにネットとしても抗議を行ってきましたが、今回の発言もあまりの不見識に言葉もありません。翌日の街頭演説においても反省の言葉はなく、さらに12日の都庁定例会見でも撤回も謝罪も行いませんでした。多大な影響力を持つ都知事の発言として到底許されません。まして、東京の治安を需要課題とし、6月定例会では、「安全・安心まちづくり条例」を制定したところです。その責任者としてこのような発言を繰り返すことを認めるわけにはいきません。いかなる場合においても個人の生命を脅かすテロ・暴力行為は許されない卑劣な行為であり、弁護の余地のないものです。テロ容認の一連の知事発言に対し、撤回と国民への謝罪を強く求めていきます。