建設・住宅委員会が環境・建設委員会に変りました。

組織再編で、住宅局と都市計画局が一緒になり都市整備局となったことにより、私の所属する建設・住宅委員会は、環境・建設委員会となりました。委員会質疑のため、3月発行の「東京都環境白書2004」の説明を受けました。久しぶりの環境局担当になった私には、「白書」は、これまでの都の取組や課題が把握でき参考になりましたが、課題解決には多くの難問があり、読んでいて疲れてしまいます。食べ物・水・エネルギー・ゴミ・化学物質等環境の守備範囲の広さを再認識していますが、多摩に住む私は、環境と開発に関心がいきます。
今、都心では「開発型の都市再生」が進んでいますが、ネットが描く「都市再生」は地域に暮らす人と人の結びつきを大切に、残された緑の保全や、水辺の再生など、暮らしと環境を優先することにより、持続可能なまち東京に変えることです。道路整備や大規模開発等、常に環境を犠牲にしてきましたが、開発優先のまちづくりから環境優先のまちづくりへの転換が急がれます。安心・快適な暮らしを維持しつつ、景観や環境保全とどう折り合うのかが問われています。そのためには、開発にあたって行政は一方的な説明会を行うのではなく、全ての情報やデーターを住民に公開し、住民合意を丁寧に求めていく行政の姿勢こそが今、求められています。今回建設局と環境局が一緒になりました。環境優先のまちづくりを具体的に提案していきます。皆様のご協力お願いしまあーす。

27日の委員会の模様は、7月19日東京12チャンネル「東京最新レポート」の委員会紹介で放映予定です。

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