しかし、まちを歩くといろいろな立場の人々がはたして安全にまちを移動できるのかなぁ。とも思ってしまいます。高齢者の方、障がいを持っている方、小さな子ども、すべての人・・。
そこで、先日発行のレポートより電動車関係と、3月のホームページに載せ、お問合せも多かったNPO関係の記事を転載します。
高齢者用電動車に安全基準を
最近高齢者が多く利用している電動三輪車・四輪車は、電動車いすに準ずる位置づけで歩道を走行し、最大時速6キロまで出せ、荷物を載せるスペースもあり、買い物や通院等にも便利で、しかも運転免許がいらない。しかし、自動車から見えにくいことや、操作に慣れない高齢者が利用することからも事故が多く問題になっている。今後、高齢社会に対応して次々に生まれる新しい商品に対する安全対策に積極的に取り組む必要がある。
都も期待 新しい働き方 NPOやワーカーズ・コレクティブ
東京都雇用・就業対策審議会答申に「雇用によらない働き方をする人々を支援」「NPO、ボランティア活動の促進」としてワーカーズ・コレクティブやNPOへの施策が提示され、地域のニーズが叶う新しい働き方として期待が寄せられています。ワーカーズ・コレクティブというのは、雇う・雇われる、という関係ではなく、それぞれが協同で出資した事業主として地域に働く場をつくり、事業を行う組織です。全国で580団体あり、16,000名以上のメンバーが所属しています。「食」から「ホームヘルプ」「配送」「情報・企画」「保育」「移送」「リサイクル」「体操指導」など、コミュニティを豊かにするあらゆる分野で地域貢献する事業体です。自分のライフスタイルにあった働き方や豊富な職種を特徴とする、このような働き方は、今後、地域にもどってくる団塊世代やフリーター・ニート・障がい者の雇用の受け皿として就業機会に結びつく可能性が高いといえます。しかし、行政の認知度が十分とはいえないことから、都はワーカーズ・コレクティブ等を就業の受け皿として広く周知に努めるとともに、行政が行う雇用就業に関する事業の担い手として活用すべきと提案しました。それに対し都は、来年度から若年者の就業支援に関する企画・提案を募るなど、より一層の活用を図っていくと答弁しました。